クラウドソーシングで最初の1件を取るまでにやったこと|40代独立組のリアル

こんにちは、ケンです。

前回の記事 では、独立前に揃えた 7つの道具 をご紹介しました。

道具を揃えたら、次はいよいよ 「お客様から最初の1件を受注する」 という、フリーランスにとって一番のハードルが待っています。

私自身、ここでつまずいて 「やっぱり独立は無理だったかな…」 と本気で焦った時期がありました。 今日はその経験をもとに、クラウドソーシングで最初の1件を取るまでにやったこと を、当時のリアルな数字と応募文つきでお伝えします。

「最初の1件をどう取ればいいか分からない」 という方の参考になれば嬉しいです 🦁


目次

最初の1件は「何で・何時間で・いくらで」取れたか

最初の1件

結論から書きます。

項目内容
案件内容個人事業主のHPリライト(約2,000字)
報酬5,000円
媒体クラウドワークス
登録から受注まで3週間
応募した件数10件(採用1件)
作業時間約3時間(AIで叩き台→手で仕上げ)

たった5,000円。時給換算すると 約1,666円。 でも、独立してから初めて 「自分のスキルでお金をいただいた」 経験は、何より大きな自信になりました。

そして、ここから半年で月8万円、1年で月20万円、現在は月60万円と、最初の1件があったから次のすべてが始まった と言い切れます。


クラウドワークス vs ランサーズ どちらに登録した?

クラウドソーシング比較

最初に迷ったのは「どのサイトに登録するか」でした。

結論から言うと、私は 両方に登録 しました。 それぞれ特徴が違うので、初心者ほど両方使い分けるのがおすすめです。

両者のざっくり比較(私の体感)

項目クラウドワークスランサーズ
案件の総数多い(業界最大級)多い(クラウドワークスに次ぐ)
AI関連案件増えている増えている
単価の傾向やや低めの案件も多いやや高めの案件が多い印象
初心者向けの案件多いやや少なめ
手数料報酬の5〜20%報酬の5〜16.5%
私の最初の1件✅ ここで受注

なぜ両方登録したのか

  • 案件と出会う確率を倍にしたい:1日に見られる新着案件が単純に2倍
  • 競合の少ない案件を見つけたい:媒体ごとに応募者層が違う
  • 手数料・支払いタイミングを比較したい:実際に使ってみないと分からない

💡 これから登録する方へ 慣れてきたら ランサーズ にも登録して、両方並行運用するのがおすすめ。


プロフィール欄でやった3つの工夫

プロフィール工夫

応募する前に、プロフィール欄を整える ことに半日かけました。

ここを甘く見ていると、せっかく応募しても 「何者か分からない人」 として埋もれます。

私が意識した工夫は3つです。

工夫1:プロフィール画像は「顔出し」or「ちゃんとしたアバター」

最初は ためらいなく顔出し するのが理想ですが、抵抗があるなら イラストアバター でもOKです。

NGなのは「デフォルトのグレーアバター」のまま。これだと、お客様から見て 「本気度が伝わらない」 ので、応募してもまず通りません。

私は当初、Canva で簡単に作ったアバターで始めました。今は写真とイラスト両方を使い分けています。

工夫2:経歴は「相手のメリット」目線で書く

NGな自己紹介:

「IT営業を15年やっていました。よろしくお願いします。」

OKな自己紹介:

「IT企業で15年、法人営業として お客様の業務効率化の課題 に向き合ってきました。 その経験を活かして、AI(ChatGPT・Claude)を使った 資料作成代行・記事執筆・議事録整理 を承っています。」

「私には何ができるか」 ではなく 「お客様の何の課題を解決できるか」 で書く。

これは前職の営業経験が大きく効いた部分でした。

工夫3:ポートフォリオサイトのURLを貼る

前回の記事 でも触れた ポートフォリオサイト のURLをプロフィールに貼ると、信頼度が一段上がります

実績ゼロでも、ポートフォリオサイトに: – 自己紹介(経歴・スキル・対応サービス) – 想定される納品物のサンプル – 連絡先・SNSリンク

これだけでも揃っていれば、応募時に「ちゃんとした人だな」と思ってもらえます。

詳しい作り方は [ポートフォリオサイトの作り方完全ガイド] で別途まとめる予定です。


最初の案件応募文(テンプレート公開)

応募文テンプレート

私が最初の5,000円案件を受注した時に送った応募文を、ほぼそのまま公開します。

実際に送った応募文(5,000円HPリライト案件)

〇〇様

はじめまして。ケンと申します。
今回の「HPの文章リライト」のご依頼を拝見し、ぜひお手伝いさせていただきたく
ご連絡しました。

【ご案件への所感】
現在のサイト文章を拝見しました。
〇〇様の事業の「想い」がしっかり伝わる内容ですが、初めて訪れる方には
情報量が多く、要点がつかみにくい印象を受けました。
特にトップページは、3秒で「何を提供しているか」が伝わる構成にすると、
お問い合わせ率が改善する可能性があります。

【私にできること】
・元IT企業の法人営業として、お客様向け資料を15年作ってきました
・現在はChatGPT・Claudeを使った文章リライト・資料作成代行を専業としています
・初稿は3日以内にお渡しでき、その後の修正にも柔軟に対応します

【条件】
・納期:ご発注から3日以内に初稿納品(修正含めて最長1週間)
・連絡頻度:平日は24時間以内に必ずご返信します
・ご予算:今回のご提示金額(5,000円)で承ります

もしご検討いただける場合、現在のHPで特に気になる箇所などありましたら
お聞かせいただけると、より良い提案ができます。

何かご質問あればお気軽にお知らせください。
ご検討よろしくお願いいたします。

ケン

文字数 約500字。 シンプルですが、「お客様の課題への共感 → 自分にできること → 条件提示 → お返事のお願い」 という構造を意識しました。


受注率を上げる「3つのコツ」

受注率UPのコツ

10件応募して1件採用、つまり受注率10%。 初心者としては悪くない数字ですが、続けるうちに 30%以上まで上がりました

私が意識したコツは3つです。

コツ1:1件1件、応募文を「書き分ける」

コピペ感のある応募文は、お客様にすぐ見破られます。

応募する前に 募集文を最低3回読み返して: – お客様が何に困っているか – 何を一番大事にしているか(納期?品質?コミュニケーション?)

この2点を踏まえて、応募文の最初の3行を その案件専用に 書く。 これだけで、テンプレ感が消えて、お客様から「この人、ちゃんと読んでくれている」と感じてもらえます。

コツ2:自分の「強み」を1つに絞る

「あれもできます、これもできます」と書くと、逆に 何が得意か分からなくなる のが応募文の罠です。

私の場合は 「元法人営業 × AI活用」 という掛け算を一本軸にして、それ以外は補足程度に留めました。

💡 ヒント:「自分の前職 × AI活用」の組み合わせは、ほぼ全員が独自の強みになります。 経理出身 × AI、看護師出身 × AI、教員出身 × AI、それぞれユニークな価値になります。

コツ3:返信スピードを「24時間以内」厳守

お客様が応募メッセージを受け取った直後に 質問や追加情報 を送ってくることがあります。

ここで返信が 1日遅れる だけで、別の応募者に決まってしまうケースが本当に多い。

私はスマホに通知を入れて、平日は3時間以内、休日でも24時間以内 には必ず返信しています。

このスピード感だけで、受注率は明らかに上がりました。


最初の納品で気をつけた5つのこと

納品で気をつけること

無事に受注できたら、次は 納品 です。

ここで信頼を積めるかどうかで、継続案件や紹介につながるか が決まります。

私が最初の案件で意識した5つを共有します。

1. 期日は「2日前」を目標に提出

約束した納期より早く納品されると、お客様の安心感が一気に上がります。 3日後に提出する約束なら、初稿は1〜2日後 に出すイメージ。

2. 質問は「気を遣わず」する

「些細なことだから聞かなくていいかな」と判断して 誤った方向で進む のが一番のリスク。

最初のうちは「質問しすぎ?」と思うくらいでちょうど良いです。 お客様も「ちゃんと確認してくれる人」と感じて信頼してくれます。

3. 納品物は「AI叩き台 + 人の手入れ」を必ず

AIで生成しっぱなしの文章は、お客様にもプロにも一瞬で見抜かれます

私が意識しているのは: – AIで叩き台を作る – 一度読み直して 声に出して違和感のある箇所を修正 – 専門用語・固有名詞・数字を 必ず人の目で確認

このひと手間で、納品物の質が一段上がります。

4. 修正依頼には「柔軟」に

最初の案件では、お客様の 「もう少しこうしたい」 という要望に対して、嫌な顔をせず(テキストでも雰囲気は伝わります)受け止めることが大切。

ただし、契約範囲を超える追加依頼については、丁寧に 「次回は別途お見積もりさせてください」 と伝える勇気も必要です。

5. 感謝は「具体的に」伝える

納品完了後のメッセージで、お決まりの「ありがとうございました」だけで終わらず、

「今回は◯◯のご依頼をいただき、ありがとうございました。 〇〇様の事業への想いを伺いながらリライトでき、私にとっても勉強になりました。」

このように 「お客様独自のこと」 に触れた感謝メッセージを添えると、リピートにつながりやすくなります。


「次の案件」につなげる方法

次の案件につなげる

最初の1件で終わらせず、継続案件・リピート につなげるのが、フリーランス収入を安定させる鍵です。

私が意識しているのは、納品時に 一言添える だけのシンプルな方法です。

今回はありがとうございました。
もし今後、同じような文章のリライトや、AIを使った資料作成などのご依頼があれば、
いつでもご連絡ください。今回の経緯を理解しているぶん、スムーズに進められます。

これだけで、3〜6ヶ月後に「またお願いしたいのですが」と連絡をくださるお客様 が一定数います。

私の現在の月収60万円のうち、約7割はリピート顧客 です。 最初の1件を「点」で終わらせず、「線」につなげる意識が、独立を安定させる一番の近道だと感じています。


まとめ

まとめ

長くなったので、最後に3行でまとめます。

  • 最初の1件は10件応募して1件。受注までに3週間かかった
  • プロフィール工夫 × 応募文の書き分け × 返信スピード で受注率は3倍に
  • 納品後の一言 がリピート顧客を生み、月収を安定させる土台になる

クラウドソーシングで最初の1件を取ることは、見た目以上に大きな一歩です。

自分のスキルでお金をいただいた」というたった一度の経験が、 そのあとの1年・2年・5年を支える 自信の土台 になります。

最初は5,000円でも構いません。 まずは 1件、納品まで完走する ことだけを目標にしてみてください。

次回の記事では、最初の案件から月10万円に伸ばすまでにやった5つのこと を、当時の単価アップ交渉の実例つきでお届けする予定です。

それでは、また 🦁

ケン


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